28.ドイツ(3)・デンマーク
ドイツ(3)
6月18日(土)Rostock の町のCamp場
朝、ポーランドSzczecin
のHotelの朝食を取る、このホテル1泊(1室)130ZL(日本円で約4千円)にしては豪華な朝食で有った。
9時Hotelを出発し、Szczecin町 のスーパーにて食料品を買い込み、更に車の燃料を補助タンクを含めて給油。Polandでは軽油の事を「ON」と表示されており、軽油はブルーの色が着けられている。更に、ガソリンより1割程度安いのみで有る。スタンドにはドイツやその他の国のナンバーの車両が沢山列を成していた。それだけドイツ等に比べポーランドの方が燃料代が安い。
更にポーランド側の国境付近には色々な販売所が幾つも有り、ドイツから多くの人が国境を越え買出しに来ている。ポーランドはドイツより諸物価が安い為と思われる。Czechの国境でも同様で合った。
次にドイツ国境との町Lubieszynにてポーランドの出国印をパスポートに貰い3回目のドイツ入国を計る。
日本と同じ様な茅葺の民家 |
ロストック
(Rostock)の郊外に有った、北海に面したCamp場に泊る。Camp場の浜では海水浴を楽しんでいる人が居た。
宿泊費€14
走行距離375Km 給油58.62L
世界遺産
ヴィスマールの街並
6月19日(日)リューバック
のCamp場
朝,ロストック
(Rostock)のcamp場を出発、ヴィスマール(Wismar)の町に向かう。海岸線沿いに進むも、海は殆ど見えず。
ヴィスマールのマルクト広場に有る観光案内所で市内地図を貰い市内散策をする。市内の建物はガイドブックには書かれて居ないが、町並みが世界遺産に登録されていた。更に町は日曜日と有って、ニコライ教会の周りで子ども達や家庭の主婦によるガレージセール等が行われていた。お店を廻りながら市内見物をして12時過ぎ町を出る。
2時半リューバック
の町に入り、観光案内所を尋ねる。しかし、日曜日の為か観光案内所は閉まっていた。観光案内所の直ぐ横にあった喫茶店の女店員が話しを聞いてくれた上、観光情報も説明してくれた。€0.9にて市内地図を購入して、館内に有ったネット・カフェで1時間程Mailを打つ。山崎さんよりMailが有り、現在Nepalを走って居るとの事で有った。会社の同期会並びに子供達に此方の状況をメールで連絡した。その後、町を散策し、リューバック
市内のCamp場に泊る。
宿泊費€14
走行距離148Km 給油0L
Uボート
6月20日(月)キールのCamp場
朝9時半リューバック(
Luback)のCamp場を出て、リューバックの町中に有る「ADAC」(ア・ディ・ア・チェ 日本で言う、JAFにあたる)へ行き、昨年ドイツのハンブルグで購入したグリンカード(欧州に於ける自動車強制保険)の有効期限1年が近づいて来たので、グリンカードの継続更新契約をしに行った。しかし、未だ1ヶ月以上の有効期間が残っている為、継続更新手続きが出来ないと言われた。継続更新は他の国の自動車クラブでも購入出来ると言っていた。それ故、1ヶ月過ぎた時点で滞在している国の自動車クラブで購入する事にして、リューバックのADAC
を辞した。
実物のUボート |
その後、Uボートを見に行った、Uボートは小型潜水艇と言われていたので、もう少し小さい船かと思っていたが結構大きな船で有った。最も海に浮いている潜水艦は何度か見ているが、潜水艦を陸上で見るのは初めてで有った。艦内を見学すると、以前見た潜水艦艦内同様、矢張り狭く厳しい環境で有る事が実感出来た。
そして、博物館近くのCamp場に泊る。そのCamp場の管理人が何か不自然で有ったが€34と高い料金を支払わされた。
宿泊費€34
走行距離108Km 給油48.97L
34
番目の訪問国 Denmark
(1DKKデンマーク・クローネ=19.6円 2005年6月頃)
6月21日(火)
DenmarkのRibe近郊のCamp場
朝9時前にキールのCamp場を出た。ユーロ(€)の所持金が無くなったので、早期にドイツ(Germany)を出てDenmarkに入る事にした。
デンマーク側の国境事務所 |
高速道路でDenmarkに入る、昔の国境事務所の建物が有るも人は全く居ない。ゲートを制限速度40Kmで通過する。暫く行くとPrkingと同時に観光案内所とBankの標識が有ったので入って行く。すると観光案内所にて両替の表示が有り、Denmarkの観光情報を聞くと共に両替用の現金が無いのでキャシュディスペンサーが無いかと尋ねる。ガソリンスタンドの店の中に有ると教えてくれたので、スタンドに行く。店に入り1,000DKKを引き出し、一安心。
そして、Denmark最初の観光地りーべ(Ribe)に向かう、昼前にRibeの町に入る。この町はDenmarkが出来た時代に首都と成っており、Denmarkで最も古いHotelや教会が有り現在も当時の面影を残す様街並が整理されている。町の入り口に有る駐車場に車を止め、町中を散策しながら観光案内所へ行く。観光案内所にてCamp場の場所を聞く、始めに700年頃建てられたDenmark最古の教会に行き教会の塔に登る、塔からは町全体が良く見えた。その後町を散策し、郵便局から日本へ手紙を出す。
少し早いが3時過ぎDenmark最初の
Camp場に入る、応対してくれた女性店員が大変親切で、洗濯機の使い方等をも教わり早速洗濯する。
宿泊費166DKK
走行距離225Km 給油0L
ドイツ走行距離661Km
全走行距離154,351Km
6月22日(水)FrederikshavnのCamp場
朝9時過ぎリーベ(Ribe)のCamp場を出て、町中に有ったスーパーにて食料品を購入した後、街を出る。
極力バルト海岸沿いの道を走り、Denmarkの最北端の町を目指す。途中は山坂も無く、平坦な道路で大変走り易い。
海岸線は多分冬季は大変強い風が吹くものと思われ、家の建て方が風の当らぬ様建てられて居る様子が良く見えた。又、風力発電機が多く建っているのがみられた。更に、沢山の牛や馬、羊が多く放牧されている牧場が多く見えた。
風を防ぐ為低く建てられた家 |
宿泊費146DKK
走行距離332Km 給油38.45L
6月23日(木)グレーネン岬のCamp場
Thistedの町のCamp場を9時に出発、Denmark最北端の町スケーエン(
Skagen)を目指す。
岬への遊歩道 |
そしてスケーエン(Skagen)の町に入る手前に有ったグレーネンCamp場に入る。
9時半過ぎ、太陽が沈むと共に木の枝を10m程に積んだ木の山に火が付けられた。頂上には魔法使いが飾られて居る。そして、大きな炎が上がると、一部の人が帰り始めた。
花火をあげるのはどうなったのか、しかし既に10時を過ぎている。Camp場に戻りシャワーを浴び、寝床に入る。
すると花火の音が聞こえて来た、起きて見に行くかどうするか、考えて居るうちに音は止んでしまった。
宿泊費145DK
走行距離173Km 給油41.85L
世界遺産 バイキング文化のイェリング墳墓と
ルーン文字石碑
6月24日(金)HarresoのPension
朝9時前にグレーネン岬のCamp場を出発する。町に入り郵便局が見えたので郵便局に寄るも閉まっていた。扉に10時開店と書いて有り、後数分なので持った。直ぐに開店したので7.5DKKの切手を購入し、自宅宛にポストに投函する。
ここは紀元前1000年前にバイキングが住んでいた住居跡や墓が発掘されていた。すぐ横に有るバイキング博物館をも見学した。
その後昼食を取りオールボー
(Aalborg)の町へ向かう。
オールボーの町に入り中央広場迄車で行くと白い教会が見えた、教会の直ぐ横に有る駐車場に車を止め観光案内所を探す。教会を見て観光案内所にて市内地図を貰いNetカフェの場所を聞くも、カフェは見付らず。 町を散策して居ると切手屋さんが有りDenmarkの使用済み500枚セットを購入する。
オールボーの町を出て高速に乗り、次の目的地世界遺産に登録されているバイキング文化のイェリング墳墓とルーン文字石碑と聖堂の有るJellingの町へ向かう。4時過ぎ町に到着しCamp場を探すも見付らず、通りに有ったPensionに泊る。
Denmarkでは日本車が多く走って居る。Denmarkには自動車メーカーが無いのと、ドイツに対する複雑な感情が有るからだと思われる。又TOYOTA店も時々見かける。但し、MR2は売って居ない様だ、途中の町のトヨタ店にてMR2のカタログを要求したら扱って無いと言われた。
Denmarkでは一般道にもパーキング・エリアとトイレが有り大変助かる。
宿泊費600DK
走行距離327Km 給油38.7L
6月25日(土)NyborgのCamp場
バイキングが建てたと言われるルーン文字石碑 |
そして、高速にてOdenseの町に行く、町には11時頃到着した。早速観光案内所に行き、アンデルセン博物館とNetカフェを聞く。博物館の場所は直ぐ解かった、入館するもアンデルセン童話をそれ程覚えてなかったので、楽しさ半減で在った。
その後、NetカフェでMailを打ち3時過ぎ町を出て、高速にてこの島の先端の町Nyborgで降りる。Camp場の道路標識に沿ってCamp場に入る。
宿泊費149DK
走行距離135Km 給油41.98L
6月26日(日)
RoskildeのCamp場
ヨーロッパで最も美しい城と言われるイーエスコウ城 |
城内博物館に展示されていた古いキャンピングカー |
そして有料の大橋を渡り、最後の島に入る。そして、ヒヨルドに有る町Roskildeの町へ向かう。その途中、道路脇に日本の灯篭が建って居た、更に先にAW11が止まって居たが後ろに多くの車が着いており止まる事が出来なかった。そのまま進むと何か広い場所に多くの小型テントが張られて居る場所が有ったが時間も遅いので先に進んだ。
そして、Roskildeの町に入り観光案内所を探して、町の地図とCamp場の場所を聞きCamp場へ向かう。このCamp場もヒヨルド湖畔に有るも、ヒヨルドの両側の高さが低いので、普通の湾内と同じ様な情況であった。
宿泊費149DK
走行距離172Km 給油0L
世界遺産 Denmark王家の霊案所
6月27日(月)HelsingorのCamp場
代々のデンマーク王家が祀られた教会 |
教会内に安置された女王の棺 |
再びRoskildeの町に戻り、トイレを使う為に駅に行く。駅の周りは若者で大変混雑していた、これはこの町で今月末に開催される音楽祭への参加者である。各々テントを持参し数日間音楽祭を楽しむ様子である。駅の横に郵便局が有ったので日本へ手紙を出す。
そして、町を出てHelsingorの町へ進む。町には3時過ぎに到着し、観光案内所を探し市内地図を貰いCamp場の場所を聞く。少し町の通りを散策しCamp場に向かう、Camp場は町のお城が見える近さで海岸に有った。そのCamp場の対岸5Km先はSwedenで有る。
宿泊費160DK
走行距離139Km 給油39、59L
6月28日(火)CopenhagenのCamp場
公園入口に有る牛像の噴水 |
人魚姫の像 |
この近くに人魚姫の像が有るのを思い出し、歩いて先に進み人魚姫の像を見に行く。多くの観光客が像の廻りを取り巻いて居た。ここでもインド人観光客が目立った。
その後、Camp場に向かうと見覚えの有る宮城の前に出た、車を止め衛兵を見に行った。するとその中を多くの車が通過するので、通過してみ
ようと思い中央を走り抜ける。すると又、見覚えの有る船付場に出る、前回来た時は遊覧船に乗らなかったので家内に乗ろうと言うと明日にしようとの返事で諦めてCamp場に向かう。
王宮を警備する衛兵 |
Camp場は見えるが入り口が見付らず、何度も行ったり来たりして、やっとCamp場に入る。このCamp場は町中の駐車場をCamp場に使っている、トイレやシャワーの設備は良く町中の便利性は大変良かった。更に、隣は大型ショッピングセンターでスーパーも有った。夜は矢張り都会の騒音で少しうるさかった。
宿泊費185DK
走行距離0Km 給油0L
6月29日(水)
CopenhagenのCamp場
要塞跡に有る古い大砲 |
チボリ公園の入口 |
Camp場で隣に停まったCamping
carの若い男性が日本語で「こんにちは」と言って来たと家内が言ったが、私は良く聞こえず英語で「ハロー」返事をした。するとその男性が日本から来たのかと聞いて来たので、旅をしてここまで来た事を説明した。すると写真を撮らせろと言うので車の前で写真を撮て貰う。そして、お土産にとSwissの小型のセット・ナイフをくれた。お返しに5円硬貨を挙げたら喜んでくれた。
翌朝、何気無しに彼らの車の後ろを見たら黄色い小さなシールが張って有った。そのシールの絵は後ろからの行為の絵が書いてあった。どうも同性愛者で有った様子だ、シール迄張るのか。
宿泊費185DK
走行距離69Km 給油0L
35番目の訪問国Sweden
6月30日(木)SwedenのYatad郊外のCamp場
朝、隣のモールが10時開店なので、それに合わせ9時半にCamp場を出る。モールに行くとスーパーは既に開いて居た。
Denmarkのお金が100DKK残ったので、昨日見た「寿司」を買おうと出かけた。しかし、昨日の特売の寿司は無く、高い品物しか売っていなかった、諦めて海苔巻きを買う。その他を合わせ所持金全ての110DKで買い物をした。
その後、高速に入りSwedenへ向かう。Swedenへの橋は、始め地下を走り、途中から洋上を走る。丁度、千葉のアクアラインと同様であった。このhの途中でSwedenの表示が有りSwedenへ入国する。
橋の最後で料金徴収所が有ったがクレジット・カードで支払う。そして、入管がたっていて、日本から来たのかと聞くのでそうだと返事すると日本人の車は始めてだと言っていた。パスポートを提示すると、出さなくて良いといいながら良い旅をと言ってくれた。
料金所の直ぐ脇の駐車場に観光案内所が有り、国内の見所と地図を貰って早速最初の訪問地Yatadへ向かう。1時間程で到着し、町中の観光案内所で見所とCamp場の場所を聞き、市内地図を貰う。町を散策し、Camp場に入る。ここでも日本からの車は始めてだといわれた。
宿泊費190Skn
走行距離106Km 給油0L
Denmark走行距離1471Km
全距離97,225Km
燃料総使用量11,999,99L
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